これまで2回にわたって、
①「大事にしていること」が伝わる自己紹介の話
②「大事にしていること」を見つける質問の仕方
についてお話ししてきました。
最終回は、見つけた「大事にしていること」を、
実際にどう言葉として組み立てていくのか、そして面接でどう使うのか
というところまでお伝えします。

材料はそろった!あとは組み立てるだけ
面談やグループワークを通して、こんなメモが手元に残ることがあります。
「予定変更が苦手 → 準備をしっかりしたい人」
このメモだけでは、まだ自己紹介にはなりません。
ここからは、3つのパーツを組み立てる作業に入ります。
① 事実(エピソード)
↓
② 気づき(価値観)
↓
③ 仕事にどう活かせるか
この順番で並べると、自然な自己紹介の形になっていきます。

実際に組み立ててみると
こんなふうに文章を組み立ててみましょう。
まず①事実。
「以前のアルバイトで、急な予定変更があったとき、
うまく対応できなかったことがあります」
これだけだと、ただの失敗談で終わってしまいます。
そこで職員が聞きます。
「その経験から、今、何を意識するようになりましたか?」
②気づきが出てきます。
「それ以来、余裕を持って
準備しておくことを意識するようになりました」
「いいですね。じゃあ最後に、それを仕事でどう活かせそうか、
付け加えてみましょうか」
③仕事への接続。
「ですから、仕事でも事前の準備や確認を
丁寧に行うことを大事にしたいと思っています」
3つをつなげると、こうなります。
「以前のアルバイトで、急な予定変更にうまく対応できなかった経験があります。
それ以来、余裕を持って準備しておくことを意識するようになりました。
仕事でも、事前の準備や確認を丁寧に行うことを大事にしたいと思っています。」
失敗談から始まっているのに、聞き終わるころには
「準備を大事にできる、誠実な人だな」という印象に変わっている。
そんなステキな自己紹介が出来上がりました。

面接で使うときのポイント
こうして組み立てた自己紹介を、
模擬面接の場面で実際に声に出して練習します。
紙に書いた言葉を声に出して話すと、新たな発見があります。
「事実→気づき→仕事への接続」という骨組みさえ覚えておけば、
聞かれ方が多少変わっても、
自分の言葉でその場で組み立て直すことができるようになります。
これは、面接がゴールというより、「自分がどんな人か」を、
自分自身が一番よくわかっている状態になる、ということでもあります。
3回シリーズを終えて
名前だけで終わっていた自己紹介が、
・大事にしていることに気づき
・自分の言葉で組み立て
・声に出して練習する
この3つのステップを踏むだけで、大きく変わっていきます。
そしてこのプロセスは、自己紹介だけでなく、
志望動機や自己PRなど、就職活動のさまざまな場面でも同じように使える考え方です。
「自分の言葉で自己紹介できる自信がない」という方こそ、
ぜひ一度見学にお越しください。
一緒に、あなたらしい言葉を見つけるところから始めましょう。
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就労移行支援事業所 フィン藤崎
職員一同
E-mail:fujisaki-info@fin-ohashi.com
TEL:092-707-7248 FAX:092-707-7244
〒814-0006 福岡市早良区百道2丁目9-3笠ビル2F
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